12Rドリームは、絶好枠に座る峰竜太が影も踏ませぬイン速攻を決めれば、6枠を克服した白井英治とワンツー決着。「もうこの状態をキープでいい」と機力抜群ムードの峰に対して、白井は「ペラを叩きたいという部分も出てきた」と差はあるものの、きっちりと高得点を加算した。
前半4Rはインから危なげなく押し切ると、後半11Rは豪快なカド一撃で唯一の初日連勝。
「枠も良かったからどうなるか分からないけど」と慎重な姿勢を崩さないが「悪くないね」と力を込める。
昨年の地元徳山大会では、予選トップ通過ながらVを逸した。「最近は英ちゃん(白井)ばかりが目立っている。そろそろ俺もやらないといけないね」。大きな忘れ物を取りに行くべく、最高の滑り出しを決めた。
ただ「1Mをうまく回れたので出足はいいかも。ただ直線で下がっている」と機力的にはもろ刃の剣だ。デビューから5年がたったが、多摩川参戦はまだ3節目。「淡水は桐生と住之江の周年で調整は合ってきた気はする。ただここで合うかは分からないので、しっかりと試運転します」。
足色の底上げに時間をたっぷりと費やして、4回目のSG予選突破、そして初優出と新たなストーリーを描く。
2019年6月18日から開催されているSGだが、先月行われたボートレースオールスターに続けて2人の女子選手が出場している。小野聖奈選手と長島万記選手である。この二人にも注目である。
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