令和の3億円事件
札束の重さは約36キロと見られ、かなりの重さとなる。また、金庫から段ボールに入れるだけでも相当な時間を要する。仮に1人でこの犯行に及んだとすれば、大変な労力だったものと見られる。
競艇界の窃盗事件
東京競馬場などから遺失物で届けられた現金約201万円を盗んだとして、警視庁は、府中署会計課係長、小針誠一被告(49)=東京都八王子市、窃盗罪で起訴=を懲戒免職処分にした。
小針被告は盗んだ現金で馬券購入を繰り返していたという。
趣味の競馬で借金があり、「競馬で返せると思った」などと同年秋ごろから数十回、遺失物の現金を盗み競馬に注いだという。
管内の東京競馬場や多摩川競艇場から届けられたものだった。馬券はインターネットで購入していたという。
上司の会計課長(48)は、1月下旬に盗みに気付いていたにもかかわらず、4月まで署長らに報告しなかった。停職3カ月の懲戒処分となりその後退職した。