【競艇】レジェンド今村豊(いまむら ゆたか)選手引退 引退理由 戦歴 白井英治選手との約束

選手情報

ビッグニュースが入ってきましたね!
なんとボートレース界のレジェンドである今村豊(いまむらゆたか)選手が引退するとのことだ。

また1人ボートレース界のレジェンドが引退と大変悲しいニュースであるが、こればかりはしょうがない事だ。

「艇界のプリンス」、「今やん」、「ミスター競艇」と呼ばれる今村豊(いまむらゆたか)選手だが、1981年5月7日に徳山競艇場(ボートレース徳山)でデビューしてからの39年5ヶ月と言う非常に長い現役生活で数々の伝説や、ボートレース界に多大な功績を残してきた選手である。

と前置きはこの程度にしておいて今村豊(いまむらゆたか)選手について見ていくぞ!
本題に入る前に1つだけ言わせてくれ!

今村豊(いまむらゆたか)選手本当に長い現役生活お疲れ様でした!!

今村豊

今村豊(いまむらゆたか)選手について

生年月日1961年6月22日(58歳)
デビュー1981年5月7日
出身地山口県小野田市(現在の山陽小野田市)
支部山口支部
登録番号2992
級別A1級

今村豊(いまむらゆたか)選手の戦績

次に今村豊(いまむらゆたか)選手のこれまでの戦績を見ていくぞ!
現役生活39年5ヶ月という大変長い現役生活であったが数多くのレースに出走し数々の栄光を成し遂げているぞ!

まず今村豊(いまむらゆたか)選手は通算SG優勝7回通算G1優勝48回通算優勝142回通算1着回数2880回という素晴らしい結果を残しているぞ!

トップクラスの精鋭たちが出走し勝負するSGという大舞台で7回もの優勝をしているぞ!
これは間違いなくトップボートレーサーであることを意味しているな。

1981年5月7日に徳山競艇場(ボートレース徳山)でデビューをしたんだが、そのデビュー戦でいきなり1着でを取った。さらにそのシリーズは優出(3着)という、衝撃的なスタートだったぞ。

デビュー11カ月目の82年4月蒲郡競艇場(ボートレース蒲郡)で初優勝。
そして82年7月丸亀周年でG1初優出初優勝という、特別競走最短優勝記録を残した。
デビューして2年11カ月の84年5月に笹川賞でSG初優勝をし、SG最短優勝記録を残したぞ!

ざっと書いたが凄すぎる経歴だろう。これがレジェンドと呼ばれる所以だ!
しかしこれほど素晴らしい経歴である今村豊(いまむらゆたか)選手であっても賞金王のタイトルだけは取ることができなかった

今村豊(いまむらゆたか)選手の引退理由?

1992年頃に難病の一種であるメニエール病を患い、一時はレースを欠場することも多くなり引退という文字が脳裏をよぎったこともあるそうだが、なんとか発作も収まり現役続行を決めた。
現在でも時折再発し、今村豊選手を悩ませているが、それでもなおトップクラスのレーサーとして君臨し続けているところはスゴイよな。

今村豊(いまむらゆたか)選手が39年5ヶ月という長い現役生活に終止符を打とうと思ったきっかけは上記で書いた病気などの色々な要因があるだろうがそのうちの1つを引退会見で話していたぞ。

それが「最低体重制限」だ。

現在競艇(ボートレース)のルールでは「男子:51.0 kg」、「女子:47.0kg」と定められている。
しかし競艇(ボートレース)が始まった当初は最低体重制限などなかった。当時の競艇はターン技術がそこまで高くなく体重が軽いほいうが有利とされていた。その為選手は極限まで体重を落としてレースに出たりしていた。

その結果レースで優勝はしても優勝カップを持てないほどにフラフラな選手がいたそうだ。
そういった理由から「最低体重制限」というルールが作られたぞ!

1989年に男子は最低体重50.0kgというルールが定められた。そして2015年にそれが51.0kgに引き上げられた

この51.0kgの引き上げが行われてから今村豊(いまむらゆたか)選手は体重管理に苦労していたようだ

そして今年である2020年の11月からこの最低体重制限がさらに52.0kgへ引き上げるというルール変更がされ限界を感じてこれが1つのきっかけで現役生活に終止符を打つことを決めたと会見で言っていたぞ!

今村豊(いまむらゆたか)選手の全速ターン

当時まだターン技術も高くなく、競艇界ではターンする時は「スピードを落としてターンする」という考え方が一般的だった。

今村豊選手がまだ本栖訓練所の訓練生だった頃に、教官から「全速ターン」の存在を知り、「恐ろしくなかったら(スロットルレバーを一杯に)握っていい」と言われ、「本栖の転覆王(ドボンキング)」と周りにあだ名を付けられてしまうほどに全速ターンの練習を繰り返し、デビュー後も試行錯誤を続け、「今村全速ターン」と呼ばれる全速ターンを身に着けました。

こうして当時の競艇界の常識を塗り替える「全速ターン」を習得した今村豊(いまむらゆたか)選手。
今村豊(いまむらゆたか)選手がこの競艇界の常識を塗り替えたからこそ、いま現在行われている競艇でほとんどの選手がこの「高速ターン」を使っているんだぞ。

もし、今村豊(いまむらゆたか)選手のようなパイオニアがいなかったとしたら、今もまだ競艇界では「スピードを落としてターン」するというのが一般的であったかもしれないな。
だとしたらレース見をても今のような豪快なまくりなどが生まれず、見ていてもつまらないレースが多くなっていたかもしれない。

上記のようなことから今村豊(いまむらゆたか)選手が競艇界に残した功績がいかに大きなものか分かるだろう?

今村豊(いまむらゆたか)選手の生涯獲得賞金

次に今村豊(いまむらゆたか)選手の生涯獲得賞金を見ていくぞ!

ちなみに競艇選手の推定生涯年収は「6億8800万円」前後らしいぞ
日本人の推定生涯年収よりもはるかに高いことが分かるな!(やはり競艇には夢があるよな〜)

今村豊(いまむらゆたか)選手の生涯獲得賞金は29億4144万6172円だ!

凄すぎるよな!さすが競艇界のレジェンドだな。
ちなみにこの記録は「絶対王者」と呼ばれる松井繁選手に次いで歴代第2位の記録だぞ!

余談になるが競艇選手(ボートレーサー)の平均選手寿命約30年、引退年齢が51.3歳というデータがあるんだが、これと比べてみても今村豊(いまむらゆたか)選手は本当に長い間ルール変更や、病気などの数々の困難にも負けずに現役生活を続行してきたのかが分かるな!

愛弟子である白井英治選手との関係

今村豊 白井英治

最後に今村豊(いまむらゆたか)選手の愛弟子である白井英治選手との事でも書こうと思う。

記者会見の時にも白井英治選手からの感謝の言葉のVTRが流れた。
今でこそ最高峰のSGにも出るほどのトップレーサーである白井英治選手であるが、ここまでなれたのも師匠である今村豊(いまむらゆたか)選手のおかげなのかもしれないな。

あのトップスタートを切るスタート技術に、スピードを落とさない全速ターンなど今村イズムが白井英治選手に色濃く反映されているのではないかな。

そしてレジェンド今村豊(いまむらゆたか)選手でさえも成し得なかった「賞金王」のタイトルを弟子である白井英治選手に託したと会見でも言っていたぞ!
もし白井英治選手が「賞金王」をとれば師匠への最高の恩返しになるのではないかな!

そして最後になるが、ボートレース振興会から発表があり、引退したボートレーサーを対象とした「ボートレース殿堂」の第1号に今村選手が内定したことも明かされたぞ!

徳山でデビューを飾り思い出深い徳山で現役生活を終えた今村豊(いまむらゆたか)選手

本当に長い現役生活お疲れ様でした!!!